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防衛ジャーナリスト半田滋の基礎から解説。防衛費GDPの2%に倍増と言いますが、実は政府の いう通りなら武器ローンの支払い、円安の進行もあり、2%では収まりません。しかもいったいどういう闘いを考えているのか、理解できないこともたくさん。備える武器も支離滅裂。無駄遣いの極致のイージスシステム搭載艦に至っては、もともとのイージスアショアの3倍を超える一隻で約4000億円になりました。もともとトランプに押し付けられた、現場が誰も求めていいなかった武器でした。8000億あったら、今、どれだけの国民の生活がゆたかになる政策ができるか、考えてもらいたいものです。

ゲストは、沖縄タイムス編集局長の宮城栄作さん。辺野古の代執行、大浦湾側での石材投入の開始、と沖縄のニュースが続きます。本土は、暗黙裡に再び沖縄に「捨て石」の役割を求めているのではないかとさえ思えます。保守層の沖縄戦体験者の中でも、あの時代の匂い、体に残った感覚を思い出し、戦争の足音を聞き取っている人が増えています。

能登半島地震から、早いもので1か月近くになろうとしてます。これまで(1月27日時点)に236人の死亡が確認され、19人の安否が分らないままです。また避難所生活を強いられている人も1万4000人を超えています。志賀原発も、あわやという状況になっていたことが徐々にわかってきました。しかし、今回、政府と地元自治体の初期対応は、酷いものでした。過去の政権には見られない、作為的ではないかとすら思える腰の重さに、地方切り捨て、公助の崩壊が始まる兆候が明らかにみられます。これまでと何かが違う能登半島地震の対応を通して、変化する日本の政治、社会の質を考えます。

今回も盛りだくさんです。アレーバロ大統領就任で70年ぶりに「民主の風」が吹き始めたグアテマラ、新憲法制定に2回失敗したチリの左右分断状況、およびミレイ自由至上主義政権の大胆な経済政策で国中が揺れているアルゼンチンについて話し合います。