【今週のテーマ】 ・「放送法」解釈で高市大臣暴言 ・「袴田再審」検察抗告を協議 ・日韓首脳会談 ・LGBTQ法整備先進国が日本に促す 【出演】 白井 聡さん (政治学者、京都精華大学准教授) 白石 草さん (ビデオジャーナリスト、Our Planet-TV代表) 志田 陽子さん (憲法学者、武蔵野美術大学教授) 半田 滋さん (防衛ジャーナリスト、元東京新聞記者) 司会は 高瀬 毅 2023年3月18日ライブ配信
動画一覧
北丸雄二と辛淑玉が、マスメディアでは見落とされがちな社会の課題を拾い上げ、マイノリティからのまなざしで語り合い、本質を見抜き、怒り、笑い、ため息をつきながらも前に進む縦横無尽の1時間番組(ときどき長くなる)。エンタメもあります。
【訂正】動画中のスライドでトマホークの飛距離を「1600メートル」と記載していますが、正しくは「1600キロメートル」です。また、辻元さんの質疑動画の字幕に「撃つ」とすべきところを「打つ」と表記したところがありました。訂正してお詫びいたします。 防衛ジャーナリスト半田滋の基礎から解説。日本政府が2000億円超で購入を決めたトマホーク400発、何に使うのでしょう。国会でも、首相、防衛省の答弁は迷走。トマホークは、いまのところ船に搭載して、地上に向けて撃つ対地ミサイルです。政府はこれを日本のどこでもどこかの国が侵攻してきたときに使うというのですが、嫌な予感がします。そう、南西諸島や九州に上陸した「敵」に向かった自衛隊が撃つ?そこに住民がいるのに?日本の兵器の爆買いは、戦略も戦術も考えなしの机上の空論、砂上の楼閣になっていないか。トマホークとイージスアショア搭載艦は、最も無駄な防衛費の使い道ではないのか。立ち止まって、しっかり議論しましょう、岸田さん。 2023年3月15日 収録
毎週水曜 20時〜 山田厚史の週ナカ生ニュース <気になるニュース> ・再審の重い扉 袴田事件開始決定 日野町事件は最高裁へ ・放送法答弁、「高市大臣にレクあった」と総務省 ・311原発事故から12年 避難民3万人超 復興未だならず ・日銀総裁「反省はない」 黒田から 「副作用認識」の植田へ ・大阪地裁「同性愛理由に迫害」ウガンダ人に難民認定命じる ・自殺者数、子どもは最多、女性は連続増加 男女計2万超 ・国が控訴断念、アベノマスク枚数と単価、情報公開へ ・中国全人代 3期目習近平5%成長掲げ首相に側近の李強 ・米銀破綻相次ぐ、不安心理で株価下落、利上げブレーキ? ・イラン・サウジ正常化合意、仲介は中国 中東バランスに変化 ・英国混迷、政治的発言でBBCスポーツキャスター降板騒動
政府は、世論から大きな反発を呼んだ学術会議会員任命拒否の理由を説明することなく、学術会議の存在を規定する法律を変え、人事を直接支配する意向を示しています。この乱暴とも見える動きは何を意味するのか。アカデミーの歴史に詳しい隠岐さや香さんと憲法学の木村草太さんのお話を伺いました。
今週も採れたて横田さんの現場レポート! ①密着 停戦叫ぶ根室の宗男 ②山口4区補選に有田芳生 ③総務省文書 高市強弁どう⁉ 2023年3月13日 生配信
Chat GPTってなに?【PICK UP!】
最近 よく耳にする「Chat GPT」。 問題点や可能性は? アメリカでは学生がAIが書いた論文を提出したと問題に。 サンフランシスコから五十嵐大介さんがレポート。
3・11から12年。福島事故の被災地域へ。廃屋が並ぶゴーストタウン。復興事業は盛んでも人の姿は見えず、暮らしの復興はどうなった? 現地の様子を伝えると共に、「原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で掴んだ事故原因」という本の著者・北村俊郎さんのインタビューをお届けします。 原子力の未来を信じ1967年、慶應経済学部から日本原子力発電株式会社に就職した北村さんは、理事・社長室長を務め、東京電力の武黒一郎元副社長などと原子力村のど真ん中でサラリーマン人生を過ごしました。 ところが福島第一原発の水素爆発が人生を暗転させたのです。晩年を悠々と過ごすはずだった自宅は今も「帰還困難区域」。原子力業界の内情を知り、被災者としての辛酸を嘗めた視点で「原発と社会」という根本問題に向き会った北村さん。 「巨大組織はなぜ事故を起こしたのか」「事故への行政対応はこれでいいのか」。再稼働・新増設推進へと舵を切った岸田首相に、是非届けたい現場からの声です。
浜田敬子 男性中心企業の終焉 【著者に訊く!】
女性の働き方を、企業、労働者、そして社会の面から考察すると、そのジェンダーギャップの深さに愕然とする。 しかし、壁をぶち壊そうとする企業が、少数ながらも出現し始めている。 それが日本社会の閉塞状況に風穴を開けることになるのか。 著者は、多くの現場に足を運び「女性の労働問題の解決こそが日本社会の変革へつながる」と確信する。 日本の中で最も遅れた部分が「政治」であることを実感し、地方からの政治変革にも言及する。 新しい形での「日本現代社会論」というべき著作である。