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北丸雄二と辛淑玉が、マスメディアでは見落とされがちな社会の課題を拾い上げ、マイノリティからのまなざしで語り合い、本質を見抜き、怒り、笑い、ため息をつきながらも前に進む縦横無尽の1時間番組(ときどき長くなる)。エンタメもあります。

今年1月に亡くなった新右翼の鈴木邦男さんは、リベラル、左派からも愛された言論人でした。4月2日は、生前鈴木さんとゆかりのあった人達が発起人となり、「偲ぶ会」が開かれました。暴力も厭わない「愛国者」から言論人への転身の背景に何があったのか。 三島事件を始め戦後史に残るテロ事件などを振り返り、鈴木さんが問いかけていた問題を考えました。そして、なにより人間性の魅力。人生を賭けた「覚悟」とは何かを論じました。

軍事ジャーナリスト田岡俊次の徹底解説。行方不明の陸自ヘリは何を見たかったのか。田岡さんは、急ピッチですすむ南西シフトの中で、台湾有事に米軍と共に戦う自衛隊が宮古島の下地島空港を利用し米軍と共に行動しよう計画し、だからこそ着任したばかりの指揮官が低空飛行でなめるようにこの地域を飛んだのではないかと考えています。いまの政治は、ただただ作られた台湾有事を前提に軍備の強化を進めますが、ほんとうに国民のことを考えているか、毎度のことながら大変心配になります。 2023年4月12日 収録

「関西生コン」、ご存じですか? ヤクザまがいの暴力労組がゆすりたかりをし、大量に逮捕された反社集団事件、そう思い込まされていませんか。今でも野党政治家を批判するときに関西生コンと友好的、というデマを知ったかぶりで書き込む人たちもいます。でも、それは、巧妙に仕掛けられた関西での生コン業界の組合つぶし宣伝でした。多くの人のイメージを作った大量のSNS投稿やYouTube動画は、後に月に70万円で雇われていたレイシスト集団によるものであることをその代表者が公表しています。そういう背景や産業別労働組合の活動がようやく理解されるようになったのか、労働組合としての正当な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るようになりました。関西生コン事件とは何だったのか、じっくり話します。 出演は、全日本建設運輸連帯労働組合(全日建)書記長の小谷野毅さん、中央執行委員で現役のミキサー運転手でもある松尾聖子さん、そして、労働ジャーナリストの竹信三恵子さんです。