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沖縄からみる、沖縄をみる 沖縄タイムスとお届けする1時間。 6月23日は慰霊の日。ことしは特に戦争の影が差すなかで迎えました。 戦争になれば、軍隊は住民を守らない、住民保護は本来の任務ではない。目をそらし、耳をふさぎたいその現実を政治は避け続けています。自分の暮らしはこのまま続く、戦争は遠い国境で起こり自分の街にはやってこない、そう思い込んでいませんか。 私たちは、そういう時代の雰囲気の中で、住民の暮らしているその地が戦場となり守る者も逃げるところもないまま県民の4分の1以上が亡くなった沖縄戦の記憶をどうしたら受継ぎ、伝えていけるのか、奈落に落ちる前に時代を押しとどめることができるのか、考えていきたいと思います。

兵士として未曾有の「隊長への質問」で処罰されるが屈せず、そののちも、命をかけて反戦の川柳を詠み続け、ついには監獄で赤痢に罹患し29歳の若さで獄死した鶴彬。 さまざまな文献を引きながら、魂に叫びの真髄に迫る渾身の著。 更には『佐高信評伝選5』(旬報社)の司馬遼太郎と藤沢周平での辛辣な司馬批判。 もう1冊『日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサーたち』(平凡社新書)も紹介。 著者・佐高信の八面六臂の活躍ぶりに驚く。

辛口評論家佐高信を醸す隠し味。今回は、ブラックジョークで大阪維新をしんねりねっとり追及する「路上のラジオ」の西谷文和さん。お笑いをまぶした「維新」批判と大変なことになりそうな大阪万博の真相を総まくり。それでも維新が圧倒的支持を受けている背景には何があるか、マスメディアの共犯性も浮き彫りになります。 2023年6月22日 収録

軍事ジャーナリスト田岡俊次の徹底解説。ロシアワグネルの反乱は、大勢に影響のないエピソードにすぎない。それより大事なのは例の気球騒動。米国は撃墜前から「単なる気球」であると知っていたはずであり、引き揚げて調査してもやっぱり「単なる気球」だったことが確認できたはずなのに、ずっとそのことを明らかにしませんでした。それが6月になって、唐突に「米国内を通過中は情報収集をしていなかった」と発表した、その背景は何なのでしょうか。 収録は2023年7月6日

経済ジャーナリスト竹信三恵子が働く現場でこっそり進む信じられない話をお伝えします。働き手としての保障はゼロ、と言われてきたフリーランスをめぐる保護新法が、4月下旬に成立しました。大きな前進も獲得された法律ですが、一方で6月に実質増税の動きに反旗を翻した「STOP!インボイス全国一揆」集会が東京や関西を含む20カ所で一斉に行われるなど、フリーランスもこれで安心、という状況とはほど遠いと言わざるを得ません。会社に常駐し会社員並みの働き方をしても、労働者と扱われず保護の外に置かれている「常駐フリー」、別名「名ばかりフリー」への対応も、未整備です。華やかに登場した「フリーランス保護法」はどこまでフリーを守れるのか。 フリーランスの働き方の向上を目指して活躍する小泉なつみ(「インボイス制度を考えるフリーランスの会」)、杉村和美(出版ネッツ・副執行委員長)の二人に語ってもらいました。 「常駐フリーしゃべり場」についてはこちらから