岸田さんにきかせたい、軍事ジャーナリスト田岡俊次が語る「台湾有事」のリアル。田岡さんがシニアフェローでもあった米国のシンクタンクCSIS(戦略国際研究所)が台湾有事の机上演習結果レポートを発表しました。24通りのシナリオのうち20通りで、米台日の連合は中国の侵攻を食い止め「勝利」しましたが、その代償は巨大。台湾は経済的に壊滅状態となり、電力もインフラもなく、人的被害も甚大。米軍は2艘の空母を沖縄沖で失いその他数十隻の艦船が沈没し、数百機の航空機を失い、戦死者戦傷者行方不明者も9000人。そして日本も国内の米軍基地が出撃基地兵站基地となることで攻撃の対象となり、台湾周辺南西諸島だけでなく日本全土で100機の航空機を失い、26隻の艦船は沈没し、米軍基地も自衛隊基地も破壊されます。自衛隊員の犠牲だけで数千人。しかし、戦場となった沖縄、本土の基地や周辺の民間人の被害は想定の対象にもなっていません。こんな戦争を誰が望むのでしょうか。中国自体も侵攻の代償は米台日の数倍という膨大な規模で、上陸作戦を採用する可能性があるのか、極めて疑問です。何より、台湾の人たちは、このような形で米日が「独立」を応援することを望んでいるか。リアルな現実から出発した、外交も経済も政治もすべてを動員した緊張緩和の努力こそ日本に求められているのではないでしょうか。 2023年1月17日 収録
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毎週水曜 20時〜 山田厚史の週ナカ生ニュース <気になるニュース> ・日米首脳会談 バイデン喜び岸田の肩抱く ・岸田に不満渦巻き 萩生田反抗、菅苦言 ・市場の日銀不信 長期金利上限突破 統制金利は敗北 ・企業物価高騰12月12.2上昇 昨年は9.7% ・中国減速、目標未達昨年GDP3% 61年ぶりに人口減 ・東電幹部刑事事件、高裁も過失認めず無罪 ・台湾民進党新総裁に頼清徳氏、来年は総統選挙 ・英国、生活の逼迫、続くストライキ 性別変更法で対立も ・イスラエル、超右派政権は司法も否定する 抗議に8万人
岸田政権の原発推進前のめりの政策が、異常な速さで進められている。 特に目立つのが「GX=グリーン・トランスフォーメーション」という、カーボン・ニュートラル(温暖化ガス削減)に名を借りた原発依存政策。 これまでの「原発新増設はしない」という政府方針を、岸田首相は、国民にも国会にも諮らず劇的に変えてしまった。 その中身の杜撰さを指摘して、はっきりとNO!をつくつけるためのパブコメを送ろう! 4人の論者が、岸田エネルギー政策のデタラメを徹底批判する。 出演は、 大島賢一さん(龍谷大学政策学部教授) 吉田明子さん(環境NGO FoEジャパン) 田原美優さん(Fridays For Future Tokyo) 菅波完さん(原子力市民委員会/高木仁三郎市民科学基金) 司会は、鈴木耕(デモクラシータイムス) 2023年1月10日収録
今週も採れたて横田さんの現場レポート! ①岸田リニア攻勢も返討ち? ②「身を切る」立憲、どこへ行く ③軍拡争点?!山梨県知事、山口補選 2023年1月16日 生配信
いま、ネット配信されているドラマ「First Love 初恋」が、若い世代を中心に大きな反響、共感をよんでいます。就職氷河期時代の1990年代に、社会に出たロスジェネ(ロストジェネレーション)の生きにくさが描かれています。ロスジェネ世代のお二人をゲストに、作品を通して、ロスジェネと日本のこれからの課題を考えます。 ゲスト: 雨宮 処凛さん (作家・反貧困活動家) 五野井 郁夫さん (政治学者・高千穂大学教授) 司会: 司会:高瀬毅 2023年1月12日 収録
北丸雄二と辛淑玉が、マスメディアでは見落とされがちな社会の課題を拾い上げ、マイノリティからのまなざしで語り合い、本質を見抜き、怒り、笑い、ため息をつきながらも前に進む縦横無尽の1時間番組(ときどき長くなる)。エンタメもあります。
【今週のテーマ】 ・日米「敵基地攻撃」深化と増税 ・命の選別「姥捨て」コロナ無策 ・子ども政策、かけ声倒れか 【出演】 半田 滋さん (防衛ジャーナリスト、元東京新聞記者) 望月 衣塑子さん (東京新聞記者) 浜田 敬子さん (ジャーナリスト、元AERA編集長) 永田 浩三さん (武蔵大学教授、元NHKプロデューサー) 司会は 山岡 淳一郎 2023年1月14日ライブ配信
悪魔の予言者金子勝が見通す2023年。 先週の「ついに破局はやってきた」https://youtu.be/6E7LvddI9iM に続き。崖からずり落ち始めた日本の財政、経済の惨状を引き起こした背景は何だったのか、政治や社会に視点を広げて分析し、このカタストロフの後に、どこから立ち上がることが可能か、そのイメージも語ります。 収録は、2023年1月5日
国民的議論がまったく無視され、原発推進に大転換。その理由とされる「電力需給ひっ迫」「経済性」を論破し、安全面の多大なリスクを解説。現在、経産省もようやくパブリックコメントを募集中。ぜひ、あなたのご意見を。番組後半で詳しく説明。原発新増設は防衛力増強とともに国民に多大な負担を与えます。 ・松久保肇 原子力資料情報室(CNIC)事務局長 兵庫県生まれ。2003年国際基督教大学卒、2016年法政大学大学院公共政策研究科修士課程修了。金融機関勤務をへて2012年より原子力資料情報室スタッフ。共著に「検証 福島第一原発事故」(七つ森書館)、「原発災害・避難年表」(すいれん舎)など 2023年1月6日 収録