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プリズムを通せば、世界の見え方はまた違ってきます。MC神谷悠一が新しい視点を提供します。第一回は、アメリカの州立大学で人類学を研究するZ世代の西良朋也さんのキャンパス内での銃撃事件や宗教対立、学生たちの本音のリアルなお話からアメリカの断面をのぞくとともに、30年前にアメリカで学び今はアフリカにおられる斎藤文栄さんからジェンダーを巡るアメリカ社会の変遷も伝えていただきます。肩ひじ張ったテーマでの議論というほどではなく、対話することの楽しさを通じて、異なる立場の人々の分断に懸け橋となるヒントを見つけられるゆったりした番組を目指します。お楽しみください。

あれだけ問題点が指摘されぼこぼこにされた「マイナ保険証」の強制。反省したかと思ったら、岸田首相は予定通り来年「紙の保険証」は廃止すると発表。オレ様河野大臣は、約束したのは「不安を払しょくする措置をとること」で「不安を払しょくすること」ではない、「これで不安はなくなるとオレ様が考えた措置」はとったから約束は果たした、文句を言うやつはイデオロギーで反対しているのだからこれ以上付き合わない、とおっしゃる。でも、これでいいんでしょうかね。

内田樹さんの新刊『街場の米中論』の”さわり”の部分から、国民国家についてお話いただきました。ウクライナそしてコロナと、世界的な変動を受けて、予想外にしぶとく存続意義をアピールしている国民国家。にもかかわらず日本では、国にそっぽを向いて自己利益に走る”グローバル人材”の”勇躍”を、国を挙げて後押しするという倒錯の中、国際派エリートではない私たちはどう生きていったらいいのか。今回も、答えの出ない難問に楽しく頭を捻っていただきました。

経済ジャーナリスト荻原博子がきくインボイス導入後の現実。危惧されていた取引先からの排除も現実のものとなり、さらにあたかも非登録事業者が「税をちょろまかしている」かのような中傷も拡散し、インボイス制度を考えるフリーランスの会等関連団体のアンケート調査には追い詰められた人たちの悲鳴があふれていました。

2022年7月、東京の杉並区長選挙で、新人が4期目を狙う現職に187票差で辛勝しました。この劇的な選挙戦には、じつはカメラを持った演劇人が同伴していました。それはなぜか。そして、なぜ撮りためた映像が一本の映画に結実したのか。監督のペヤンヌマキさんと、映画にも登場する畠山さんに、市民が作る選挙の要諦を語っていただきました。